りら創造芸術高等学校 演劇コース

りら創造芸術高等専修学校は和歌山県海草郡紀美野町真国宮56に所在する高等専修学校。
学校法人りら創造芸術学園が運営。
2016年(平成28年)4月より、「りら創造芸術高等学校」(学校教育法の一条校である通常の全日制高等学校)に移行します。

ジャズダンス指導や舞台発表に取り組む「ダンスアートカンパニーアルカ」を主宰し舞台活動を続ける傍ら和歌山県橋本市の「学校法人きのくに子どもの村学園」で舞台芸術の講師を勤めていた山上範子氏が理想の教育を目指し、廃校となった紀美野町立真国小学校の施設を利用して、地元自治体や地域住民の協力により設立。

芸術専門科目 演劇・ミュージカルを学ぶ

学習内容

演劇では、脚本、構成、舞台装置を企画立案する過程を学習することで、国語力、発想力、思考力及び企画力を養い、実際に舞台で演技することで表現力が向上します。ミュージカルでは、ミュージカルに必要な歌とダンスで構成する部分のみを学習し、演劇、歌、ダンスを取り入れた本格的ミュージカルに取り組みます。

授業の紹介

演劇基礎

演劇基礎

発声練習、舞台での動き方及び感情表現の基礎を学びます。またコミュニケーション能力を高めるためのインプロビゼーションに取り組みます。

ミュージカル

ミュージカル

ミュージカルに必要な、歌、ダンスの基礎を学びます。また有名なミュージカルの一場面を取り上げたり、オリジナル作品を作り舞台で表現していきます。

ACT

演劇

演劇の基礎を基により深く技術、精神を学び、表現力を見につけ、本校独自のオリジナル作品に取り組みます。

演劇が学べる高校」りら創造芸術高等学校
TEL: 073-497-9111
〒640-1205 和歌山県海草郡紀美野町真国宮56
FAX: 073-497-9120
MAIL:lyra@lyra-art.jp

大阪府立緑風冠高等学校 演劇部

大阪府立緑風冠高等学校(おおさかふりつ りょくふうかん こうとうがっこう)は、大阪府大東市にある公立高等学校。

従来の大阪府立南寝屋川高等学校(寝屋川市河北西町22-1)と大阪府立大東高等学校を統合し、大東高等学校の敷地を引き継いで2006年に開校。
普通科総合選択制を設置していて、人文・文化、英語・国際、人間・教育、理数・自然、生命・環境、表現・活動の6つのエリアを開設し、生徒は2年次以降に1つのエリアを選択して学習しているそうです。

こちらの学校では、2015年7月30日(木)に開かれた第61回 全国高等学校演劇大会にて、演目「太鼓」が文化庁長官賞(優秀賞)を受賞。
その後、第26回 全国高等学校演劇大会 優秀校東京公演、第61回 全国高等学校演劇大会の優秀校として出演も果たしています。

演劇部主顧問の吉田先生にインタビューしました

───演劇指導において、大切にしていることを教えてください。

◎役を生きる ”らしさ”ではない演技とは、”役を生きる”ということです。類型的な演技は嘘でしかありません。大切なのは、カタチよりキモチなのです。
◎想像力 脚本の中のどんな役であっても、そこに<人生>があり、<ドラマ>があるからこそ、舞台に登場し、世界にかかわっているのです。「世界は舞台、人はみな役者」なのです。
◎自己表現 表現を行う自分自身を、誰よりも、何よりも、まず大切にする。自分を大事にし、自分を信じ、自分を見つめ、自分を問いかけ、自分を発見していく。<個性>はそこにこそ発見されるものでしょう。
◎リアル ”演技”を作り物=嘘と考えている人がいますが、まったく違います。どこかで見たような、誰がやっても似たような、嘘の”演技”は、”リアル”を失ったものです。”リアル”は<個性>がつくりあげる<オリジナル>な<ドラマ>そのものだからです。
◎聞く、見る、話す たとえ脚本に書き込まれた台詞であったとしても、聞く、見る、話すが真に生きたものであるのなら、演劇の稽古は常に<新鮮。であり、そして<リアル>な世界となっていきます。
◎プロ意識 学校の中では、演劇部が演劇のプロである。この意識を持ち続け、生徒会行事、文化祭、芸術活動、舞台にかかわることであればすべてが自分にとって価値ある活動になると思ってほしいと考えています。
───演劇指導において、難しいと感じることはありますか?

ドラマを作り上げていく演劇創造において、役者同士のコミュニケーションはもちろん、裏方をふくめての相互のコミュニケーションはなくてはならないものであるのに、皮肉なことにその自己表現が突出すればするほどコミュニケーションは危機に瀕し、激しい集団の葛藤が生まれます。結局、ドラマを作っている私たち自身がドラマの中に生きているのですね。
───演劇指導において、やりがいを感じる時はどんな時ですか?

表現に苦しんでいた役者が、ある時 俄然生き生きとまさしく「役を生きる」瞬間に出会えた時、一言一言の台詞が舞台、劇場の隅々にまで届いて、しっかりとした「世界」を築き上げた時、音楽が流れ、照明が舞台を染め上げ、その中でたった一人の役者が全世界に向かって立ち向かっているような、つまりは<ドラマ>が成立した時です。
───全国大会の舞台の見所を解説していただけませんか?

今から60年ほども昔に書かれた脚本ですが、その台詞の一言一言を、しっかりとかみしめて、今を生きるものとしての気持ちを込めて表現できるように稽古を重ねてきました。戦場の緊迫感を、家族や故郷への感情を、どこまで表現しようとしているか、そこをたっぷりと見ていただきたいと思います。そして、そうした演技に深いリアリティを与える音響、照明、舞台装置、そして、太鼓。部員一同がつくりあげようとする「太鼓」の世界そのものが、見どころになっていると思っています。過去の脚本ではあっても、現代を生きる高校生が、”今を生きる”ことに思いを一つにした時、この作品は”今を生きる”言葉として現代に届くものと思います。
───演劇部をはじめ本校を応援・支援してくださる方々に一言お願いします。

多くの皆様から、昨年来、ご支援をいただいており、心からお礼を申し上げます。校舎にかけていただいている懸垂幕をご覧になった方から、声をかけていただいたことなどもあり、いっそう気持ちを引き締めたことも一度や二度ではありません。そして、大阪府、近畿を代表して舞台に立つのだということも、自らの姿勢と視線を強く意識させてくれます。このような機会をいただいていたことを光栄に思うと同時に、感謝し、つたなくとも自らの力の限りをつぎ込んで、最高の舞台で輝けるようにしていきたいと思っておりますので、大会が終わりますまでいろいろとご迷惑をおかけいたしますが、より一層のご支援をお願いいたします。

埼玉県立芸術総合高等学校 舞台芸術科

埼玉県立芸術総合高等学校(さいたまけんりつ げいじゅつそうごうこうとうがっこう)は、埼玉県所沢市三ケ島にある公立高等学校。
美術科、音楽科、映像芸術科、舞台芸術科の4学科からなる全日制の芸術系高校です。
略称は「芸総」(げいそう)。

日本初の普通科が存在しない単位制の公立高等学校。
各学科の一学年の人数は40人程度で、全校でおよそ500人の生徒が在籍しているそうです。
演劇を学べるのは、舞台芸術科の他に演劇部もあるそうです。

舞台の基礎を、実技で学ぶ

集団表現である舞台芸術の学習を通して、集団の中で自己を活かす技術も学ぶ学科です。

舞台芸術との出会いの場

舞台芸術科は、「初めて舞台芸術を学ぶ、出会いの場」として、舞台芸術の基礎的な内容を、実技を通して幅広く学習する学科です。学習の内容は「演劇・舞踊」が中心ですが、これに加えて照明、音響などの「舞台技術」や古典芸能である「日本舞踊」も全員が学びます。さらに3年次には多彩な選択科目が設定されていて、生徒が選択して学べるようになっています。「総合芸術」といわれる舞台芸術の奥深さを、自ら体験することで理解していく学科です。

「身体芸術」・「集団芸術」

舞台芸術は自ら観客の前に立って表現する「身体芸術」です。舞台に関する専門的な学習を通して、身体的な表現力を高め、同時に「伝え、受け取る力」を養います。また、舞台芸術は常に複数の人間のアイデアを集めて一つの作品を作り上げる「集団芸術」です。仲間との協働作業を通じて、問題を克服していく能力、人間関係を形成していくコミュニケーション能力、そしてあらゆる環境で活躍できるリーダーシップを育成します。

目標とするもの〈相手を活かし、自分を活かす〉

現代社会では集団の中で自分を活かし、また同時に自分の考えを集団と協調させていく力が不可欠です。舞台芸術では集団の中での自分のあり方というものが問われ続けます。その中で身に付けたコミュニケーション能力、リーダーシップは表現分野だけでなく、集団としての成果が問われる現代社会のあらゆる分野において必要不可欠であり、評価される力だと考えます。

クラーク記念国際高等学校 演劇コース

クラーク記念国際高等学校は1992年開校、1万1000人以上の生徒が学ぶ日本最大の通信制高校(単位制)です。「夢・挑戦・達成」をモットーに、一人ひとりが興味のあることをとことん学べる様々なコースやゼミ授業を実施しています。
もちろん通信制高校なので、週1日〜週5日まで、通学日数も自分のペースで選ぶことが可能です。入学後に通学日数の変更も可能です。
クラークは、学習体制にも力を入れている通信制高校で、基礎から丁寧に学ぶことも出来、予備校との連携授業など、大学進学対策も万全です。その実績として、国公立・難関私立大学にも毎年多数合格しています。

 英語力を身につけるならオーストラリアキャンパスへの留学も可能です。3週間〜選べる留学期間、少人数制の授業、日本人教員の常駐、また長期留学しても3年間で通信制高校を卒業できる、など魅力がたくさんあります。

 在籍生徒数1万1000人以上の、全国展開の通信制高校「クラーク記念国際高等学校」では、生徒一人ひとりの「夢・挑戦・達成」を応援しています!

■パフォーマンスコース
全日型(週5日)
プロによるダンス・歌・演劇レッスンが充実!舞台発表も年3回以上!
ダンス、歌、演劇など様々なパフォーマンスを通して、自分らしさを表現。将来プロを目指している人から、自己表現力を磨きたい人まで、様々な生徒が学んでいます。思い切り身体と心を動かす生徒たちの笑顔がいっぱいのコースです。
・東京キャンパス
・大阪梅田キャンパス

■舞台芸術専攻
全日型(週5日)
夢は声優、ダンサー、俳優!身体を通して感動を伝える。
声優や演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台関係の仕事をするために必要なこと。それは、「基礎体力づくり」です。発声から始めて、簡単な楽譜や台本を読むこと、また短い文章を作って自分の考えを表現するなど、総合的に舞台芸術に関わる基本的技術を学習していきます。さらには、自分の潜在能力を引き出し、自分らしさを表現していきます。
・奈良キャンパス

大分県立大分豊府高等学校 演劇部

第67回大分県高文連中央演劇祭で最優秀賞、大分県知事賞を獲得しました。
演目「うさみくんのお姉ちゃん」
作 中原久典

最強のお姉ちゃんが今年の高校演劇のヒロインに!大分豊府、悲願の全国制覇!

傑作力作の揃い踏みで、「どこが最優秀かまったく予想できない」と関係者からの声が上がるほど白熱した今大会。出場12校の頂点に立ったのは、大分豊府高校でした。顧問・中原教諭を中心とした固い団結力を武器に、2014年も春フェスに出場を果たすなど、強さを見せつけていた大分豊府ですが、意外にも全国出場は今回が初めて。初出場で初の栄誉に輝きました。

(Text&Photo by Yoshiaki Yokogawa)

会場を笑いと感動で包んだ最強姉ちゃんの活躍劇。

『女子高生』の歓喜から1年。激戦を制したのは、同じく九州の有力校だった。中原久典教諭率いる大分豊府高校が演じた『うさみくんのお姉ちゃん』は、アンパンマンに似ているという気が強くて粗雑だけれど面倒見の良い宇佐美くんのお姉ちゃんが、中学時代のトラウマで女子といるとお腹が痛くなってしまう溝呂木くんと出会うことで巻き起こる、パワフルでハートウォーミングな学園コメディだ。

講評審査員の片山稔彦氏は「アンパンマンのお姉さんと弟の健太くん、そして溝呂木くんのチームワークがとっても素敵で引きこまれた」と絶賛。「非常に安定感のある、安心して観られるお芝居」と同校の基礎力の高さに拍手を送った。その上で、片山氏が注目したのが、同作の構造だ。「内容的には大したことは起こらない。日常的な生活の一部なんですよね」としながら、「だからその日常の出来事をいかに切り取ってお芝居にしていくか」が大事であることを強調。同作は、「細かい演出で劇的な仕上げをしていける見本のようなお芝居」と派手さのない展開ながら、観る者を存分に楽しませた同作の演出力に舌を巻いた。
一方、舞台美術家である島川とおる氏は、高校演劇の定番というべき教室のセットに対し、「空間全体で見た場合に、上がすっからかん。バランスを工夫した方がいい」と指摘。奥のホリゾントと合わせた上で、吊りものを使うことで「上と下のボリュームのバランスをとった方がいい」とアドバイスを送った。また、舞台面に対して教室の正面の壁が並行になるのではなく、敢えて斜めになるように計算されたつくりには、「教室のセットも進化しているなと思いました」と感心。「臨場感があるようなアングルをつくって舞台と客席の距離を縮めた。アングルがあった方が、教室の中に踏み込んだように思える」とセットひとつで印象が一変する舞台美術の奥深さについて言及した。

また、かの有名な『アンパンマンマーチ』が強力なフックとなる展開について、片山氏は「アンマンパンの歌詞も素敵だけど、ちょっと乗っかりすぎているのが気になる」と一定の危惧を示した。とは言うものの、弱者に優しい目線を向けたストーリーに「おじさんは泣きました」と満足そうな表情を浮かべ、「アンパンマンのお姉さんのファンになりました」と相好を崩した。

同校の最優秀賞受賞により、昨年に続き九州勢が大会二連覇。また、大分代表が全国を制するのは史上初の快挙となった。